ドローン活用 第19回|分譲地のPR画像に掲載したい情報

分譲地の空撮写真は、区画全体の位置関係や道路とのつながりを一枚で伝えられることが大きな魅力です。そこへ文字や線を加えてPR画像として使用する場合は、「何を載せるか」と同じくらい「何を載せないか」も重要だと感じています。
まず分かりやすいのが、分譲地名と区画番号です。複数区画がある場合は、対象となる区画がどこなのかを上空写真の中で確認できるようにします。販売価格や土地面積も、最初に比較されやすい情報なので、文字が小さくなりすぎない範囲で掲載すると見やすくなります。
さらに、前面道路や進入方向、方角などを簡潔に示すと、地上写真だけでは伝わりにくい敷地の位置関係を補えます。建築条件の有無など、購入を検討する方にとって判断材料となる情報を加える場合もあります。
一方で、上下水道、用途地域、学校区、周辺施設まで一枚の画像へ詰め込むと、せっかくの空撮写真が文字で埋まり、スマートフォンでは読みにくくなることがあります。細かな物件情報はホームページの物件ページへ任せ、PR画像では「まず見てもらうための情報」に絞る方が使いやすいと考えています。特に小さな画面では、情報量よりも一目で内容が伝わることを優先したいところです。
文字を配置する場所も撮影時から意識します。土地や建物の上へ文字を重ねるのではなく、道路、空き地、空など比較的情報の少ない部分に余白を残しておくと、編集後も写真そのものが見やすくなります。
また、区画線や矢印を入れる場合は、実際の境界を確定するものではなく、位置関係を分かりやすく示すための参考表示として扱うことも大切です。
Land view(ランドビュー)では、不動産の販売実務を踏まえ、Instagram、ホームページ、販売資料など、使用する媒体に合わせて掲載情報を整理します。情報を増やしすぎず、空撮写真の良さを残しながら、「どの区画を、どのように伝えたいのか」を一緒に考えたPR画像づくりを大切にしています。
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