ドローン活用 第16回|Instagram用の不動産空撮写真で意識したい画角

不動産ドローン空撮写真をInstagram用とホームページ用に画角や画像サイズを調整している編集画面

不動産の空撮写真は、同じ物件を撮影しても、Instagram用とホームページ用では使いやすい写真が大きく異なります。撮影時には似た構図に見えても、実際にそれぞれの掲載画面へ一枚ずつ入れてみると、「こちらはInstagramでは使いやすいが、ホームページでは収まりが悪い」ということが少なくありません。

Instagramはスマートフォンで見る方が多く、縦型や正方形で建物や土地の特徴が伝わる構図が必要です。建売住宅なら建物だけでなく、駐車場、庭、前面道路まで縦方向に収めるなど、投稿したときの画面を想定して撮影します。文字を入れる場合は、そのための余白も必要です。

一方、ホームページでは横長の画像を使うことが多く、物件と周辺環境を広く見せる写真が使いやすくなります。さらに注意したいのが画像の容量です。高画素の写真をそのまま掲載すると、ページの表示が重くなることがあるため、見た目の品質を確認しながら適切なサイズへ調整する作業も欠かせません。

実際に掲載して初めて、トリミング位置や明るさ、文字との重なりなどに気づくこともあります。そのため、一度作って終わりではなく、掲載画面を確認しながら細かな修正を重ねることが大切だと感じています。

動画も同じです。ドローンで物件の周囲を旋回撮影するときは、飛行速度や旋回速度が映像の印象を大きく左右します。「後で編集すれば調整できる」と考えていても、速すぎる動きや不自然な旋回を後から自然な映像に直すことは簡単ではありません。撮影時から完成動画を意識し、ゆっくり滑らかに動かすことが重要です。

Land view(ランドビュー)では、不動産実務と建築業界での経験に加え、実際にホームページやInstagramへ掲載しながら得た気づきを撮影へ反映します。媒体ごとに必要な画角やデータサイズを考え、撮影後も使いやすい写真・動画となるよう細かく調整します。

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