ドローン活用 第8回|屋根・外壁の確認にドローンを活用するときの注意点

ドローン活用 第8回|屋根・外壁の確認にドローンを活用するときの注意点|屋根や太陽光パネルの状態を上空から確認する空撮点検イメージ写真|株式会社Land view(ランドビュー)

屋根や外壁の状態が気になっても、建物の周囲から見上げるだけでは確認できる範囲が限られます。特に屋根の中央部や棟、谷部分、外壁上部、雨樋などは地上から見えにくく、確認のために高所へ上ることには転落の危険も伴います。

ドローンを活用すると、屋根全体や外壁上部をさまざまな方向から撮影し、写真や動画として記録できます。空き家の現状確認、不動産売却前の資料、台風や強風後の確認、建築会社や専門業者へ相談する前の参考資料などに活用できます。所有者自身が画像を見ながら、気になる箇所を確認できることもメリットです。

継続して確認する場合は、できるだけ同じ方向や高度から撮影しておくと、以前の状態と比較しやすくなります。ただし、光の当たり方や影、撮影角度によって見え方が変わるため、画像だけで判断しないことも大切です。

一方、ドローン撮影で確認できるのは、画像に写る外観の範囲です。屋根材の下側、建物内部、構造部分、雨漏りの原因などは確認できません。また、撮影した写真だけで劣化の程度や修繕の必要性を断定することもできません。詳しい判断が必要な場合は、建築会社、屋根工事業者、外壁業者などによる専門的な調査が必要です。

撮影時には、建物との距離を十分に確保し、電線、アンテナ、樹木、隣接建物などとの接触を避けなければなりません。住宅地では、歩行者や車両、近隣住宅への配慮も必要です。風が強い日や雨天時、周囲の安全を確保できない場合は、撮影を延期または中止します。

さらに、撮影範囲に近隣住宅の窓や庭、人、車両などが写り込む可能性があります。納品や掲載の目的を事前に確認し、必要に応じて撮影方向の調整や画像処理を行うことが重要です。

Land view(ランドビュー)では、ドローンによる確認を建物診断とは区別し、写真・動画による外部確認と現状記録としてご案内します。撮影場所や周辺環境、飛行条件を事前に確認し、安全と法令遵守を前提に、空き家管理や不動産実務に役立つ資料をご提供します。

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