ドローン活用 第44回|地目変更等の現況確認に上空写真を活用する

地目変更などの現況確認に活用するため、土地全体と周辺道路をドローン空撮で記録したイメージ

土地の地目変更や現況確認では、「今、その土地がどのように使われているか」を客観的に整理することが重要です。地上からの写真だけでは、敷地が広かったり、道路や隣接地との関係が分かりにくかったりする場合があります。

ドローンで真上や斜め上空から撮影すると、土地全体の範囲や利用状況、進入路、周辺道路との位置関係などを一枚のPhotoで確認しやすくなります。例えば、農地として使われていた土地が駐車場や資材置場など別の用途で利用されている場合でも、上空から見ることで全体の使われ方を整理しやすくなります。

私自身、土地家屋調査士の先生方と話をする中で、現況を分かりやすく伝える写真の重要性を感じています。住宅地図や公図などの資料だけでは、一般の方に場所や利用状況が伝わりにくいことがありますが、上空写真を加えることで、土地の位置や周辺との関係を視覚的に共有しやすくなります。

撮影する際は、土地だけを大きく写すのではなく、前面道路や目印となる建物、周辺の土地利用なども適度に含めます。必要に応じて真上からのPhotoと斜め上空からのPhotoを組み合わせると、平面的な利用状況と周辺環境の両方を確認しやすくなります。地上写真も加えると、出入口や舗装状態など細かな部分を補えます。

ただし、ドローン写真だけで地目変更の可否を判断したり、境界を確定したりすることはできません。また、登記申請にどのような写真や資料が必要になるかは案件ごとに異なるため、土地家屋調査士や関係機関による確認が必要です。空撮写真は、現況を分かりやすく記録し、専門家との打合せに活用する補助資料として扱うことが大切です。

Land view(ランドビュー)では、不動産実務とドローン空撮を組み合わせ、土地全体が分かりやすい高さや方向を考えて撮影します。必要に応じて土地家屋調査士などの専門家とも連携し、現況確認や資料づくりに使いやすいPhotoとして整理していきたいと考えています。


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