ドローン活用 第39回|台風や強風の後に建物外部を確認する意味

台風や強風の後は、建物に大きな被害が見当たらなくても、屋根や雨樋、外壁上部などに小さな変化が生じていることがあります。地上から見上げるだけでは確認しにくく、気づかないまま時間が経ってしまうこともあります。
ドローンで上空から撮影すると、屋根面、棟、軒先、雨樋、太陽光パネル、外壁上部などを高所へ上らずにPhotoとして記録できます。建物全体が分かる写真と、気になる部分を少し近い位置から撮影した写真を組み合わせると、所有者の方にも状況を伝えやすくなります。必要に応じてMovieも残しておくと、建物外周の連続した状況を後から確認しやすくなります。
特に役立つのが、台風前や平常時に撮影したPhotoが残っている場合です。同じ方向や高さから撮影して見比べることで、「以前からあったものなのか」「今回の強風後に見え方が変わったのか」を確認する材料になります。空き家や遠方にある建物では、所有者が現地へ行かなくても状態を確認できることにも意味があります。
一方で、災害直後は撮影を急ぐより安全確認が最優先です。風が残っている場合や、電線、屋根材、樹木などに危険がある場合は飛行を行わず、周辺の安全が確保されてから撮影します。被害状況によっては、ドローンを飛ばさない判断も必要です。
また、空撮写真だけで雨漏りの原因や建物内部の損傷、被害の発生時期を断定することはできません。保険手続きや修理判断など専門的な確認が必要な場合は、施工会社や保険会社、専門業者による調査が必要です。ドローンは、その前段階で現況を確認し、相談するための資料を残す方法の一つとして活用します。
Land view(ランドビュー)では、不動産・建築分野での経験を活かし、屋根だけでなく雨樋や外壁上部、敷地周辺まで含めて記録します。気になる箇所が見つかった場合には、必要に応じてLand viewのネットワークを通じて協力先や専門業者をご紹介し、修理・補修のご相談につなげることもできます。
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