ドローン活用 第38回|太陽光パネル周辺を上空から確認するときの注意点

住宅屋根の太陽光パネル周辺をドローンで上空から撮影し、パネル配置や屋根の状態を確認するイメージ

住宅や事業用建物の屋根に設置された太陽光パネルは、地上から見上げても表面の状態を詳しく確認することは難しい場合があります。ドローンで上空から撮影すれば、パネル全体の配置や周辺の屋根、落ち葉などの付着物、目立つ破損がないかをPhotoとして記録できます。

ただし、太陽光パネルの撮影では光の反射に注意が必要です。太陽の位置や撮影角度によっては表面が強く反射し、確認したい部分が見えにくくなることがあります。同じ場所でも少し高さや角度を変えながら撮影すると、見え方が変わることがあります。

また、パネルを大きく写したいからといって、ドローンを必要以上に近づけることは避けます。屋根にはアンテナ、電線、樹木などが近接していることもあり、風の影響も受けます。まず建物全体を確認できる距離から撮影し、安全が確保できる範囲で必要なPhotoを残すことが大切です。

私自身、屋根を撮影していると、パネルそのものだけでなく、その周囲の屋根材や雨樋、落ち葉がたまりやすそうな場所なども一緒に確認できることに意味があると感じています。定期的に同じ方向から撮影しておけば、以前との変化を見比べる資料にもなります。

一方、通常のカメラによる空撮では、発電量の低下や電気的な故障、パネル内部の異常まで判断することはできません。また、汚れや変色が写っていても、それだけで故障原因を断定することはできません。気になる箇所が確認された場合は、太陽光設備の施工会社や専門業者による点検が必要です。

Land view(ランドビュー)では、パネルだけを撮影するのではなく、屋根全体や周辺状況も含めて記録します。建物点検や空き家管理と組み合わせ、所有者の方が現況を確認しやすいPhotoとして整理し、必要に応じて専門業者への相談につなげていきます。



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