ドローン活用 第37回|外壁上部の状況をドローンで記録する

建物の外壁は地上から確認しやすいように見えても、二階部分や軒下、破風、鼻隠し、雨樋との取り合いなど、高い位置になるほど見えにくくなります。特に道路側から見えない面や隣地側では、地上からの確認だけでは十分に見渡せないことがあります。
ドローンで建物の高さまで上昇し、外壁に対して斜め方向から撮影すると、上部の外壁や軒天、破風まわりをPhotoとして残すことができます。少し距離を取った写真で建物全体を確認し、必要に応じて気になる部分を別の角度から撮影しておくと、後から位置関係も分かりやすくなります。
外壁では、ひび割れ、変色、汚れ、塗膜の剥がれ、シーリング部分などが写真で確認できる場合があります。ただし、影や光の当たり方によって見え方が変わるため、一枚だけで判断せず、方向や高さを変えて撮影することが大切です。
私自身、屋根を撮影する目的で飛行していても、上空から見ることで外壁上部や軒まわりに目が向くことがあります。地上からは気づかなかった部分を写真として残せることは、ドローンを使うメリットの一つだと感じています。
また、空き家の定期確認や台風・強風後の記録では、以前のPhotoと同じ方向から撮影しておけば、見え方の変化を比較する材料になります。遠方の所有者へ状況を報告する際にも、建物全体と気になる部分の両方を見せると分かりやすくなります。
撮影時は、外壁に近づきすぎず、電線、樹木、隣接建物、ベランダなど周辺状況を確認しながら安全な距離を保ちます。通常の空撮写真だけで内部の劣化や雨漏りの原因まで判断することはできないため、不具合が疑われる場合は専門業者による確認が必要です。
Land view(ランドビュー)では、不動産・建築分野での経験を活かし、屋根だけでなく外
壁上部まで含めて建物外部を記録します。気になる箇所が見つかった場合には、必要に応じて協力先や専門業者をご紹介し、修理・補修のご相談につなげることもできます。
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