ドローン活用 第36回|屋根や雨樋まわりを上空から確認する
住宅の外部で不具合が起こりやすい場所の一つが、屋根と雨樋まわりです。屋根材のずれや割れ、軒先の状態、雨樋の変形や外れ、落ち葉などの堆積は、地上から見上げるだけでは確認しにくいことがあります。雨樋は屋根から流れる雨水を受ける部分なので、変形や詰まりが疑われる箇所を早めに把握しておくことにも意味があります。
ドローンで屋根の高さまで上昇し、斜め上空から撮影すると、屋根面と軒先、雨樋のつながりを一緒に確認しやすくなります。真上からのPhotoでは屋根全体の配置を把握し、少し角度をつけたPhotoでは雨樋や集水器、縦樋へつながる部分などを記録できます。複数の方向から残しておくことで、後から見返したときにも状況を整理しやすくなります。
特に台風や強風、大雨の後は、以前のPhotoと比較することで「前回と見え方が変わっていないか」を確認する材料になります。空き家や遠方にある住宅では、所有者が現地へ行かなくても、写真で現在の状態を確認できることにも意味があります。
一方、雨樋に葉や泥が見えても、それだけで排水不良の原因を断定することはできません。屋根材も表面上の状態は確認できても、下地や防水層、雨漏りの原因まで通常の空撮写真だけで判断することはできません。気になる箇所が見つかった場合は、専門業者による確認が必要です。
撮影時には、屋根だけに集中せず、電線、アンテナ、樹木、隣接建物、風の状況なども確認します。雨樋を近くで撮りたい場合でも、機体を無理に接近させず、安全に確認できる距離を保つことを優先します。
Land view(ランドビュー)では、不動産・建築分野での経験を活かし、屋根や雨樋まわりを複数の角度から記録します。不具合が疑われる場合には、必要に応じてLand viewのネットワークを通じて協力先や専門業者をご紹介し、修理・補修のご相談につなげることもできます。確認して終わりではなく、その後の対応まで相談しやすいサービスを目指しています。
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