ドローン活用 第35回|地上から見えにくい屋根を写真で確認する

住宅の屋根は、地上から見上げても一部しか見えないことが多く、特に二階建てや勾配のある屋根では、全体の状態を把握するのは簡単ではありません。脚立や屋根に上って確認する方法もありますが、高所作業には危険が伴います。
そこで、ドローンを使って上空から撮影すると、屋根面全体や棟、谷、軒先、雨樋まわりなど、地上からでは見えにくい部分をPhotoとして残すことができます。真上から撮影すれば屋根全体の配置を確認しやすく、斜め方向から撮影すると瓦や板金、雨樋などの状態を見やすくなる場合があります。
実際に撮影してみると、「地上から見えているつもりでも、上から見ると印象が違う」と感じることがあります。屋根は面ごとに向きが違うため、一方向からだけでなく、複数の角度から撮影しておく方が確認しやすくなります。
また、台風や強風の後、あるいは空き家の定期確認では、以前のPhotoと見比べることで変化に気づくための参考になります。撮影日ごとに同じ方向や高さを意識して記録しておけば、所有者への報告にも役立ちます。
屋根に近づいて撮影する場合は、電線やアンテナ、樹木、周辺住宅なども確認し、距離を保つことが重要です。風の影響も受けやすいため、無理に近づかず、安全を優先して画角を決めます。
ただし、通常の空撮写真だけで雨漏りの原因や屋根材の内部状態まで判断できるわけではありません。写真で気になる箇所が見つかった場合は、屋根工事業者や建築の専門家による確認が必要です。
Land view(ランドビュー)では、不動産・建築分野での経験を活かし、屋根全体の状態が分かりやすい角度を考えながら撮影します。さらに、不具合が疑われる箇所が見つかった場合には、Land viewのネットワークを活かし、必要に応じて協力先や専門業者をご紹介し、修理・補修のご提案につなげることもできます。空き家管理や建物点検とも組み合わせ、確認から次の対応まで相談しやすい体制を整えていきたいと考えています。
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