ドローン活用 第34回|空き家管理にドローンを活用するメリット

空き家は、人が住んでいる建物に比べて変化に気づきにくいことがあります。屋根材のずれ、雨樋まわり、外壁上部、庭木の伸び、雑草の繁茂なども、定期的に確認しておくことで小さな変化に気づきやすくなります。
地上からの巡回では、玄関まわり、窓、外壁下部、敷地内の状況などを確認できます。一方、屋根や建物上部は見えにくく、高所へ上って確認することには危険も伴います。そこでドローンを使えば、地上からでは確認しにくい部分を上空からPhotoとして残すことができます。
空き家管理で特に大切だと感じるのは、一度だけ撮影することではなく、以前の状態と比べられるように継続して記録することです。できるだけ同じ高さや方向から撮影し、撮影日ごとに整理しておけば、「前回より庭木が伸びている」「屋根まわりの見え方が変わった」など、変化を確認する材料になります。
敷地が広い場合には、真上や斜め上空から撮影することで、建物だけでなく庭、進入路、隣接地との位置関係まで一度に把握しやすくなります。遠方に住む所有者へ報告する場合にも、地上写真と空撮写真を組み合わせることで、現地の状況をイメージしていただきやすくなります。
また、建物だけでなく敷地の周囲を一緒に撮影しておけば、倒木や越境しそうな枝、通路の状態なども確認しやすくなります。空き家は建物と敷地を分けず、全体で状態を見ていくことが重要です。
ただし、通常の空撮写真だけで雨漏りの原因や構造的な不具合まで判断できるわけではありません。異常が疑われる場合は、施工会社や専門業者による確認が必要です。ドローンは、あくまで現況を安全に確認し、記録するための方法の一つとして活用します。
Land view(ランドビュー)では、空き家等管理・敷地チェックとドローン空撮を組み合わせ、地上と上空の両方から現況を確認します。撮影したPhotoを継続して残し、所有者の方が離れた場所にいても、以前との変化を確認しやすい報告につなげていきたいと考えています。
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