ドローン活用 第31回|倉庫・工場・事業用物件の全体像を上空から記録する

倉庫や工場、事業用物件では、住宅とは違い、建物そのものだけを見ても使いやすさを判断しにくいことがあります。敷地への進入方法、大型車が通れる道路幅、駐車場や荷捌きスペース、建物の配置、空地の残り方など、敷地全体を見ることが重要です。
こうした物件では、ドローンで少し高い位置から斜めに撮影すると、建物と敷地、前面道路、周辺環境を一枚の中に収めやすくなります。真上からのPhotoでは、敷地内の建物配置や駐車スペース、車両の動線を整理して確認しやすく、斜めからのPhotoでは建物の高さや敷地の高低差、周辺との位置関係を把握しやすくなります。Movieでは、敷地の周囲をゆっくり移動しながら撮影することで、道路から建物までのつながりも伝えやすくなります。
特に広い事業用地では、地上から数枚撮影しても全体のつながりが分かりにくいことがあります。上空から全景を残しておけば、社内での検討資料やお客様への説明資料としても使いやすくなります。倉庫用地や工場用地を探している方にとっても、道路からどのように進入し、敷地内で車両をどのように動かせそうかを考える材料になります。
また、現況を記録しておくことで、造成前後や増築前後、駐車場整備前後などの比較にも活用できます。撮影日や撮影方向をそろえて継続すれば、将来の設備変更や敷地利用の変化を確認する記録としても残せます。
一方、空撮写真だけで道路幅や境界、建物寸法などを確定できるわけではありません。必要な数値は現地測量や公的資料等で確認し、ドローン空撮は全体像を分かりやすく伝える資料として使い分けることが大切です。
Land view(ランドビュー)では、不動産実務と建築分野での経験を活かし、倉庫・工場・事業用物件についても、何を確認したいのかを伺いながら撮影する高さや方向を考えます。広い敷地だからこそ、上空から見える情報を整理し、検討や報告に使いやすいPhoto・Movieとして残していきたいと考えています。
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