ドローン活用 第30回|土地所有者への造成工事報告に空撮写真を活用する

土地所有者への造成工事報告として、造成前・施工中・完成後をドローン空撮で記録したイメージ

造成工事の進捗を土地所有者へ報告する際、地上から撮影した写真だけでは、敷地全体がどのように変化しているのか伝わりにくいことがあります。特に広い土地や高低差のある敷地では、工事の一部分だけを見ても全体像を把握するのは簡単ではありません。

そこで役立つのがドローン空撮です。造成前の状態、掘削や盛土の途中、道路や排水設備の施工状況、整地後の状態などを上空から撮影しておくと、敷地全体の変化を一枚のPhotoで確認しやすくなります。地上写真と組み合わせれば、上空からは分かりにくい細かな部分も補うことができます。

継続して撮影する場合は、できるだけ同じ高さ、方向、画角を意識することも大切です。前回のPhotoを確認してから飛行すれば、工事前後を並べたときに変化が分かりやすくなります。また、撮影日や「造成前」「施工中」「整地完了」などの工程名を記録しておくと、後から見返す際にも整理しやすくなります。工程の節目ごとに撮影時期を決めておけば、変化の抜けも少なくなり、報告資料としての流れもつくりやすくなります。

土地所有者が遠方に住んでいる場合には、現地へ行かなくても現在の状況を確認できることは大きなメリットです。撮影したPhoto・MovieをGoogleドライブなどで共有すれば、施工会社や関係者と同じ資料を見ながら状況を確認することもできます。

ただし、空撮写真だけで工事の品質や寸法、境界などを判断できるわけではありません。必要な確認は施工会社や測量・設計等の専門家による確認と併用し、ドローン空撮はあくまで「現況を分かりやすく記録する資料」として活用することが大切です。

Land view(ランドビュー)では、建築・不動産分野での経験を活かし、土地所有者や発注者に工事の変化が伝わりやすい撮影方法を考えます。造成前から完成までの記録を残し、報告時にも完成後にも見返しやすい空撮データとして整理していきたいと考えています。

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