ドローン活用 第27回|継続撮影で工事前後を比較しやすくするポイント

建築工事を継続して撮影する場合、毎回きれいな写真を残すことだけでなく、「後から比較できること」が重要だと感じています。工事前、基礎工事、上棟、外装工事、外構工事、完成と写真を並べたとき、撮影方向や高さが大きく違うと、どこが変化したのか分かりにくくなります。
そこで、できるだけ同じ位置、同じ高さ、同じ方向から撮影することを意識します。ドローンの場合、地上写真よりも撮影位置を再現しやすい反面、数メートル高さが違うだけでも建物や道路の見え方が変わります。プロポ画面を確認しながら、建物の位置や道路、周辺の目印を基準に構図を合わせることがポイントです。完全に同じ位置でなくても、基準を決めておくことで比較しやすくなります。
また、撮影する時間帯もできるだけそろえたいところです。午前と夕方では太陽の位置が変わり、影の長さや建物の見え方も大きく変わります。天候まで完全に同じにはできませんが、比較を目的にするなら、可能な範囲で近い時間帯を選ぶことで写真を見比べやすくなります。
私自身、撮影後に写真を並べてみて、「もう少し高さを合わせておけばよかった」「前回の構図を確認してから飛ばせばよかった」と感じることがあります。そのため、前回撮影したPhotoを事前に確認し、現場で構図の参考にすることが大切だと考えています。
撮影日や工事工程ごとにPhoto・Movieを整理しておけば、施主様や発注者様への報告にも使いやすくなります。Googleドライブなどで時系列に保存すれば、離れた場所からでも変化を確認でき、完成後には工事の記録として振り返ることもできます。
Land view(ランドビュー)では、建築業界での経験とドローン空撮を活かし、単発の撮影だけでなく、継続して比較しやすい記録の残し方も考えながら撮影します。毎回の撮影条件をできるだけそろえ、工事の変化が分かりやすく伝わるPhoto・Movieとして整理していきたいと考えています。
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