敷地調査・建物点検 第11回|雨樋や軒まわりの確認

雨樋や軒まわりは、建物の外部確認で見落としやすい部分ですが、雨水を適切に流すために大切な役割があります。屋根や外壁に大きな傷みが見えなくても、雨樋の詰まりやゆがみ、軒天の傷みがあると、建物内部への水の侵入や外壁の劣化につながることがあります。
雨樋では、落ち葉や土、鳥の巣などが詰まっていないか、樋が外れていないか、勾配が変わって水が流れにくくなっていないかを確認します。大雨のときに雨水があふれている場合は、詰まりや破損の可能性があります。集水器や縦樋のまわり、排水先の状態も見ておきたいポイントです。
軒まわりでは、軒天のしみ、剥がれ、穴、たわみ、換気口の状態などを確認します。軒天に雨染みがある場合、屋根や外壁の取り合い部分から水が回っている可能性もあります。また、軒先に蜂の巣や鳥の侵入跡がある場合は、空き家管理や安全面でも注意が必要です。
雨樋や軒まわりの不具合は、普段の生活では気づきにくいことがあります。特に空き家や遠方にある実家では、台風や大雨の後に状況が変わっていても、すぐに確認できないことがあります。写真で状態を残しておくと、以前との違いや劣化の進み方を把握しやすくなります。
売却前に雨樋や軒まわりの状態を確認しておくと、買主様への説明や現状渡しの条件整理にも役立ちます。購入前であれば、将来の修繕費を考える材料になります。ただし、高所や見えにくい部分の確認には危険が伴うため、無理に登らず、必要に応じて専門業者やドローンによる外部確認を検討することが大切です。
雨樋や軒まわりは小さな部位に見えますが、雨水処理や建物の劣化予防に関わる重要な確認箇所です。早めに状況を把握しておくことで、売却、購入、管理の判断もしやすくなります。
株式会社Land view(ランドビュー)では、四国中央市を拠点に、観音寺市・三豊市・新居浜市・高松市周辺まで、敷地調査・建物点検のご相談に対応しています。雨樋や軒まわりの状態も、建物外部の判断材料として整理いたします。
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