ドローン活用 第9回|地上写真と空撮写真を組み合わせて物件を紹介する

不動産の物件紹介では、建物の外観、室内、設備、前面道路などを地上から撮影するのが一般的です。地上写真は、玄関や外壁の質感、駐車場の広さ、道路との高低差など、現地に立ったときの目線に近い情報を伝えることに適しています。
一方、地上からの写真だけでは、敷地全体の形、建物と庭や駐車場の配置、周辺住宅との位置関係まで一度に見せにくい場合があります。そこで空撮写真を組み合わせると、物件全体を上空から俯瞰でき、地上写真だけでは分かりにくい広がりや周辺環境を補えます。
売土地の場合は、地上写真で前面道路や接道状況を見せ、空撮写真で敷地の形状や奥行き、隣接地との関係を示すと理解しやすくなります。建売住宅や中古住宅では、正面外観や玄関まわりを地上写真で紹介し、斜め上空から建物、駐車場、庭、前面道路を一緒に撮影すると、暮らしのイメージを伝えやすくなります。
写真を掲載する順番も重要です。最初に空撮写真で物件全体の位置や特徴を示し、その後に地上写真で外観や細部を見せる方法があります。反対に、印象的な地上写真から始め、最後に空撮写真で全体像を整理する構成も考えられます。ホームページ、物件資料、Instagramなど、掲載媒体や見る人に合わせて選びます。
同じ日に撮影すれば、天候や季節感をそろえやすく、地上写真と空撮写真を一つの物件紹介としてまとめやすくなります。撮影前に必要な構図や掲載順を決めておくことで、撮り漏れや不要な重複も防げます。
空撮写真に区画線、道路、方角、進入方向などを表示する場合は、情報を詰め込みすぎないことも大切です。また、画像上の区画線は位置関係を説明するための参考表示であり、境界を確定するものではありません。
Land view(ランドビュー)では、不動産実務の視点から、地上写真と空撮写真の役割を整理し、物件の魅力や注意点が伝わる構成を考えます。四国中央市を拠点に、観音寺市・三豊市・新居浜市・高松市周辺まで、撮影場所と飛行条件を確認したうえで対応します。
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