ドローン活用 第22回|30秒と60秒の不動産PR動画の違い

不動産PR動画を作るとき、30秒と60秒では単純に長さが倍になるだけではありません。30秒は物件の第一印象を短く伝えるのに向き、60秒は前面道路や周辺環境まで少し丁寧に見せる余裕があります。
30秒程度なら、売土地の全体像、前面道路、周辺環境など、伝えたい内容を絞ってテンポよく構成します。Instagramなどで最初に興味を持っていただく入口として使いやすい長さです。一方、60秒程度あれば、分譲地全体から各区画、道路、街並みへと視点を移しながら、少し落ち着いて見せることができます。
ただ、最近は動画の長さ以上に「素材の良さ」が大切だと感じています。1年前の自分のInstagramを見ると、当時は真剣に作っていたにもかかわらず、今見ると恥ずかしく感じることがあります。それだけ日々、撮影や編集について気づくことが増えているのだと思います。
実際、編集をしていると毎回のように「もう少しゆっくり撮ればよかった」「この方向からも撮っておけばよかった」と後悔します。編集技術で補えることもありますが、元の映像に必要な画角や動きが残っていなければ、後から作り出すことはできません。まず良い素材を残すことが、良い動画への第一歩だと感じています。この積み重ねが大切です。
特に不動産広告では、実際より良く見せるために事実と異なる表現をすることはできません。格好よさだけを優先するのではなく、物件の状態や周辺環境をありのまま伝えることが大切です。そのため、撮影する時間帯や太陽の向き、影の出方、空の明るさなども映像の印象を左右します。
Land view(ランドビュー)では、30秒か60秒かを先に決めるだけでなく、物件の特徴と掲載目的を確認し、撮影時間や画角、飛行速度まで考えながら素材を残します。毎回の反省を次の撮影へ生かし、少しずつ改善を重ねながら、分かりやすく正確な不動産PR動画をご提案したいと考えています。
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