【第3回】空き家売却の成功戦略 ― リフォームする?しない? 判断のポイント


【第3回】空き家売却の成功戦略 ― リフォームする?しない? 判断のポイント

空き家を売却する際、リフォームをするかどうかで迷ったら、最も大切なのは「ターゲットとなる購入層を明確にすること」ではないかと思います。
たとえば、ターゲットがファミリー層であれば、即入居可能な物件に高いニーズがあるのではないかと。築古のままでは敬遠されがちですが、内装リフォーム(壁紙の貼替え、フローリングの補修、水回りの清掃・修繕)を行えば、印象が良くなります。
一方で、「DIY好き」「古民家再生に興味のある」「とにかく安く買いたい!」層に向けては、むしろリフォームしない方が魅力的なのではないでしょうか。見栄えは少し悪くても「手を加える楽しみ」があるため、リフォーム費用をかけずにそのまま売るという選択肢も有効なのかもしれません。

そのため、空き家のリフォームにあたっては…
  1. 立地と周辺の需要
    • 駅近・商業施設近くなら即入居可能なリフォーム済み物件。
    • 山間部や農村部ならDIY志向の人をターゲットに「現状渡し」
  2. 築年数と建物の状態
    • 築40年を超える物件であれば、大規模リフォームよりも「最低限の補修+安価な価格設定」。
  3. 近隣との価格競争
    • 同じエリアに新築が多い場合、リフォーム済み中古物件は価格面で不利になる可能性もあるのかなと思います。
空き家の売却は、リフォームすること自体が目的ではなく、「誰に・どんな魅力を伝えるか」を明確にしたうえで、必要な範囲でお金をかけていく。これが、無駄なく賢い空き家売却になるのではと考えます。
空き家活用について、いろいろと方法を考えますが、売主様におかれましては非常に難しい判断になると思います。(株)Land viewは、いろんなご提案と打合せを重ねさせていただき、結果につなげられる企業を目指します!
空き家の売却・賃貸等のご相談事がございましたらお気軽にご連絡くださいませ。お客様の資産形成のお役に立てるよう努めてまいります。
 

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